思い出のマーニー 2016-03-07
月曜日担当 管理部 長澤です。
先日、アカデミー賞授賞式がありましたね。
レオナルド・ディカプリオが主演男優賞を受賞し、盛り上がっていましたが、
日本からは“思い出のマーニー”というジブリ作品が長編アニメ映画賞にノミネートされていました。
惜しくも受賞を逃してしまいましたが・・
その”思い出のマーニー”ですが、皆さん、北海道が舞台だということを知っていましたか?
私は千と千尋の神隠し以降ジブリ離れをしていて、最近まで全然知らなかったのですが、
そんなことを言われたら、見るしかない!と思い、早速。
見ようと思う人にネタばれになってしまってはいけないので、詳細は伏せますが、
イギリスの児童文学作品が原作で、イギリスの湿地帯を舞台に、
心を閉ざしたアンナが”青い窓がある屋敷に暮らす金髪の少女・マーニー“と出会い、
不思議なひと夏を過ごす、ファンタジーです。
ジブリがその作品を作るにあたってロケ地として選んだ場所が,
北海道 釧路湿原 藻散布沼(もちりっぷぬま)なのです。
北海道はジブリがずっと避けてきた場所らしく、なぜかというと空がピーカンじゃないからという理由で。
でもイギリス特有の薄ぼんやりしたちょっと寒い雰囲気は,
やはり北海道だろうということになり、選ばれたようです。
作品を見て、私個人的な感想を言えば、こんなにしっかり北海道が舞台になっていて、
見ていないのはもったいない!(しかも道東出身なもので・・)というのがまず一つ。
そして、マーニーの存在とは一体なんなのか?
最後まで気になる展開で見終わった後は、なるほど~。と考える部分もある、素敵な作品でした。
ジブリ作品は子供の世界を大切にして、いつ見てもなんだか懐かしい気持ちになりますよね。
掲載日:2016年03月07日