カムイコタン 2016-04-20
水曜日担当の工事部 川村です。
先日、斜里町まで行ってきました。
学生時代も含め、何度か行ったことのある町ですが、数年ぶりに行くと、
ちょっと雰囲気が変わっていました。
最後に行ったのが、10年位前で、ちょうど国道沿いの街並みを新しくする頃。
JR斜里駅も新しくなり、道の駅なども建ったばかりのころでしたから、まだ、国道沿いには古い建物も残り、
工事中の所も多かった記憶でしたが、今はすっかりきれいな街並みになっていました。
この町は知床半島の入り口で、ウトロの町まではさらに3~40kmあります。
知床横断道路も、まだ雪で通行止めでしたので、さすがにそこまでは行きませんでしたが、
ウトロに向けて、5kmほど進んだ辺りで見た山は、まだ雪が残り、壮大な雰囲気を出していました。
ちなみに、これは海別岳という山のようです。太平洋とオホーツク海を隔てる知床半島。
そんなところから命名されたのでしょうか?
そして、真後ろを見ると、雲の合間から降り注ぐ光の筋。
きれいでした。
そして、毎度思う事…
『一眼レフカメラを持ってきていれば…』
当然、この時も、持ち合わせておらず。
まぁ、持って来ていても、すてきな写真が撮れる訳ではありませんが、気持ちとして^^;
きっと、アイヌの先人たちは、こうした景色を見たりしながら、地名を付けていたのだろうと思う。
私がこの時思ったのが、『神々の住まう場所』みたいな表現が似合うなぁ…
で、アイヌ語でもし言うならなんというのか調べて見ると、
『カムイコタン』が、カムイ=神(自然を含む)、コタン=人々が住む地域
と言うようなところが、近いニュアンスみたい。
旭川の南側にも、『神居古潭』という地名があります。
確かにあの景色もすごいです。
今と違い、昔は、道内のどこもかしこも、『カムイコタン』だったのかもしれませんね。
掲載日:2016年04月20日